Pythonを使ってSlack bot作りに挑戦!Slackの準備をしよう。
コードを書くだけじゃないんですよね。
というか、むしろコードはほぼ書いてない。
環境の設定に時間がかかった感じでした。
そこがうまくいかないが故に、botが動かなくて何時間苦戦したことか……
というわけで、今日はSlack botのコードじゃないところ。つまり、Slack側の設定について書いていきたいと思います。
ちなみに、Slackの公式サイトに全部書いてあります。
このURL知ってたらもっと早くできたのに……と思ったので載せておきます。笑
私が実際に「動かない!なんで!わからない!」と叫びながら、右往左往しつつなんとかたどり着いて、さらに、この順序だったらもう少しスムーズだったのでは……と思い返しながら書いている手順なので、実際はもっとサクッとできるのかもしれません。
これは重複してるからいらないよ〜
ここからやったらもっとスムーズだよ〜
などなど、アドバイスくださる方がいたら是非、教えてください!
では、始めていきます。
Slackのインストール
Slackがないと話が始まらないので、まずはSlackをインストールしておきましょう!
スマホでもデスクトップでも使えますが、PCの方が今回は使い勝手が良かったかな。
Botがユーザーとして入るための「ワークスペース」も必要なので、あらかじめ用意しておきます!
SlackにBotユーザーを作成する(Botアプリを作成)
作成する、といってもそんなに難しいものではなかったです。
Slackで会話にbotが参加するためには、botをユーザーとして認識してもらう必要があります。
そのため、まずはユーザーとして参加するbotを設定していきます。
このリンクからSlack apiのページに行きます。
たどり着いたら、「Start Building」をクリックします。
(以下からは英語のページですが、Google様は優秀なのですべて日本語に翻訳して見ることも可能です。)
Start Buildingをクリック
以下のページに来たら「Create New App」をクリック。
Create New Appをクリック
以下のページに来たらこの2つを入力します。
「App Name」:
bot_testとかbot_sampleとか適当に。
チャンネル上のbotの名前表記には使われない。
botアカウント管理の時に使われる名前。
「Development Slack Workspace」:
botを参加させたいSlackのワークスペース名を入れる。
App Nameと Development Slack Workspaceに入力
今度はBasic Information画面になります。
左下の「Permissions」をクリックし、botの権限の許可を行います。
Permissionsで権限の管理をします
1つ目のブロックの「OAuth Tokens & Redirect URLs」はスルーして、二つ目のブロック「Scopes」に行きます。
「app_mentions:read」を選ぶと、Slackのチャンネル上で「@bot」などと呼びかけた時に反応してくれるようになります。たぶん。
Scopesで権限の設定をします。
その下はよくわからなかったけど「Admin」に。参考にしていた記事(でも私にはちょびっとわかりづらかった……)で設定していたので右にならえしました。笑
Admin権限でいきます
ここまでできたら、さっきの「Basic Infomation」ページへ戻ります。
左上のタブから自分の作ったbotアプリを選択したら戻れるはずです。
左上にあるこれ
戻ると、「Add featurs...」にチェックがついています。
Permissionsの設定がおわっったのでチェックが。
次は「App Home」に行きます。
「Basic Information」ページの左を見ると縦にずらーっとメニューが並んでいますが、そこにあります。
App Homeでは「App Display Name」が設定できます。
チャンネルで表示されるbotの名前ですね。
テンションが上がるように、いい感じに命名してください
命名が終わったら、その下の「Always Show My Bot as Online」をオンにして、常にbotがオンライン表示になるようにしておきます。
botに名前をつけましょう
再び「Basic Information」に戻り、「Install your app」から「Install to Workspace」をクリックします。
いよいよインストールです
インストール画面はこんな感じ。「許可する」を選ぶと、Slackのワークスペース内にbotが登場するはずです。
許可します
ふう。
Slackにbotは現れましたか?
ここまでで、
・アプリの作成
・Slackワークスペースへのアプリのインストール
が終わりました。
次の記事では、SlackのAppディレクトリからの操作手順を書いていきます。
がんばろう!