ITパスポート合格のために使用した教材
前回に引きつづき、私がお世話になった教材たちを紹介する。
- Udemy「ITパスポート最速合格コース〜効率的な学習で0から合格まで〜」【オンライン講義】(前回)
- イモヅル式ITパスポートコンパクト演習【本】(今日)
- ITパスポート 全問解説-2020一問一答過去問題集【スマホアプリ】(次回)
2.イモヅル式ITパスポートコンパクト演習【本】
資格の勉強をしようと思い立った時に向かった本屋さんで
「これなら開く。きっと見る」と思えた本。
分厚い本たちに引き気味だった私が、気負わずに始められそうだと思えた本。
(赤シート、過去問題WEBアプリ付き)イモヅル式 IT パスポート コンパクト演習 新品価格 |
良い点
- 文庫本サイズで持ち歩きやすい
- 片側1ページに問題、答え、解説、関連知識がまとまっている
- 片側1ページが2、3分で終わる
- ストラテジ系(会社の話)から始まるので「お、意外とわかるかも」と思える
- 過去問から出題して解説してくれるので、試験問題の雰囲気がわかる
- 前の問題に出てきた用語の解説を、省略せずに何度でもしてくれる
- 関連する問題の番号が載っているので、ついでに確認できる
勉強する時、まず本を開こうと思えるかどうかってすごく大事。
気軽にバッグに入れて持ち歩けるのも大事だと思う。
私はいつも通勤バッグに入れて持ち歩いていた。
本の「はじめに」には、著者の石川 敢也さんも以下のように書いている。
毎日のように勉強のために机に向かうのは、とても大変なことでもあります。「さぁ、今から勉強をするんだ!」という気合も大事ですが、ちょっとした空き時間を有効に使う要領の良さも大切です 。
まずは試しに、今、手にしているこの小さな本を、ポケットやカバンなどに入れ、どこへでも連れ出してみてください。
ありがとうございます。その通りだと思います。
毎日机に向かって、参考書を開いて、ノートに書いて……なんて無理。
理想ではある。憧れる。そういう自分だったらいいなと思う。でも、できない。
だから、言われた通りに素直に持ち歩いてみた。
隙間時間に見開き1ページ、勢いがあればそのまま2、3ページ。
足りない点
- 図や画像は少ない
- 演習をこの本だけでやるのは物足りないかも
「コンパクト演習」という名前のとおり、問題があって、その解説が載っている、という形。そもそも図とか画像を使って丁寧に解説する趣旨の本ではないので、足りない点として挙げるのはどうなのかと思いつつ。
演習より前にイラストや画像を使って丁寧に解説してほしいのなら、この教材だとちょっと違うかもしれない。
演習に関しても、試験前になるべくたくさん問題やっておきたい!と思うなら、過去問を解きまくった方が良い。
ただ、基本や頻出の問題は網羅してくれているので、この本の内容が完璧に頭に入っていれば、合格できるかもしれない。
赤シートも付属していたけど、私は使わなかったなあ。
活用できる人には嬉しいかもしれない。
「スマホで学べる過去問題」も購入者特典でついていたらしい。
でも、今この記事を書くために本を開くまで知らなかったというか、知ってたのかもしれないけど忘れてた。
内容は「本に載っている240問+補充問題」らしい。
活用するもよし、普通に無料の過去問アプリを使うもよし。
総評
その名の通り、関連する知識をイモヅル式に覚えることができる。
コンパクトだから気軽に持ち運べるし、1問当たりの重量が軽いから気軽に開ける。
気合を入れなくとも開こうと思えて、重要事項がすんなり頭に入る本。
個人的には、ITパスポート試験への気持ちのハードルも下げてくれた気がする。
ただ、演習量としては足りないから、それはアプリの過去問集で補う方がいいかもしれない。
次の記事では、
3.ITパスポート 全問解説-2020一問一答過去問題集【スマホアプリ】
について書いていきたい。