抽象的な課題に取り組む方法
「〇〇しておいて〜」
「〇〇についてまとめてみて」
「〇〇についてどう思う?」
などなど、抽象的な課題を与えられたとき、どのような型で考えたり手を動かしたりすればいいのかをまとめます。
抽象的な課題に取り組む3ステップ
ステップ1 目的を明確にする
何かに取り組むとき、それに取り組むための目的を明確にする必要があります。
なぜなら、目的が明確でないと、その後のゴールや取り組むべきことが、本来あるべき方向とずれてしまうからです。
例えば。
「ポートフォリオを作る」という課題があったとします。
私の場合、ここで「じゃあ、ポートフォリオにはどんな要素があるか調べてみよう!」
と、すぐに行動を起こしたくなります。
しかし、「ポートフォリオ」と名がつくものはこの世の中に数多く存在します。
指針がなければ、「ポートフォリオ」と名がつく物を手当たり次第に見てみることになってしまい、時間がいくらあっても足りません。
自己紹介なのか、フリーランスで仕事をもらうためなのか、転職するためなのか、デザイナーなのか、エンジニアなのか、などなど、作品例は無限にあります。
だから、まずは「何のために、ポートフォリオを作るのか」を決めたり、確認したりする必要があります。
ポートフォリオに限らず、何に取り組むにおいても、最初にその課題に取り組む本来のを明確に言語化しましょう。
ステップ2 ゴールを設定する
目的が決まったら、次はゴールの設定です。
目的そのままだと大きすぎてまだ抽象的なので、より細かく「つまりどのような状態になっていること?」というところを設定していきます。
例えば、以下のような目的があった場合。
【目的】「未経験者がエンジニアとして転職する為のポートフォリオを作成する」
この目的が達成されるために必要なゴールを設定していきます。
使っている言葉について、細かくみていくイメージです。
・未経験者の場合のポートフォリオに必要な要素が入っている状態にする。
・エンジニアのポートフォリオに必要な要素が入っている状態にする。
・転職するために必要な要素が入っている状態にする。
・第三者が見て上記の要素が入っているとわかる状態にする。
上記だとまだ漠然としているので、もう少し詳しく設定できると尚良いですね。
ステップ3 やることを設定する
さて、ゴールの設定までできたら、あとはそのゴールを達成する為にやることを設定するだけです。
ゴールの設定まで終われば、やるべき事はかなり明確になってきているはずです。
例えば、先ほど設定したゴールについて、やることことを考えてみます
・未経験者の場合のポートフォリオに必要な要素が入っている状態にする。
→スキル、学習意欲がわかるようなもの?
→未経験者のポートフォリオに必要な要素を調べよう
・エンジニアのポートフォリオに必要な要素が入っている状態にする。
→成果物と、使用した技術や言語がわかるようなもの?
→エンジニアのポートフォリオに必要な要素を調べてみよう
・転職するために必要な要素が入っている状態にする。
→スキル、学習意欲、なぜ転職したいのか、これから挑戦したいことなどがわかるもの?
→転職事にどんな観点でポートフォリオが見られるのか調べよう
ではどう調べるのか?誰かに聞くのか?調べて必要な要素がわかったらどうするか?
など、目的とゴールが明確になっているため、やることが次々に明確になっていきます。
抽象的な課題に取り組む方法のまとめ
ここまで、抽象的な課題に取り組む方法を書いてきました。
1.目的を設定する
2.ゴールを設定する
3.やることを設定する
この3ステップを活用して、難しいなと思う課題にもチャレンジしていきます!
頑張ろう。